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著作権の歴史

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人は法律に従って生きるべきなのでしょうか。いや違います。われわれは自由な社会に住んでいて、何をするのも自由となっているようです。自由であるということは、法律の奴隷にはならず、私たちの固有の道徳や常識をもとに善悪を判断してよい、ということなのです。著作権という概念は、古代や中世にはみられないようです。というのは、著作という行為はあっても、それを伝達する手段は限られていたようですし、複製行為も限られた人々しか行っていなかった上に、複製という行為が大変な作業であったからだと言われているのです。

古代エジプトで行われた複製は奴隷の手によるものだったし、中世ヨーロッパでは僧侶が行っていたようです。すぐれた著作物は相当古い時代からたくさんありましたが、それを大量につくるとなると、とても難しい問題だったようです。大量生産の必要性は特に経典や聖書など宗教的な書物から始まっているようです。手作業の複製から活版印刷の複製になり、カンタンにコピーしやすくなれば、それだけ海賊版が出やすい状況になってしまうようです。これでは、出版社はお手上げなのです。

だから、出版業界は、自分のところ以外の出版はさせじと、国家に頼むのです。出版という商売を国からの特許制度にしたようです。そうすれば、勝手に海賊版を作ることはなくなるし、もしあったとしても、見つけて罰することができるようです。世の中には他人の迷惑や社会の幸福を考えない人間がいて、そういう人間に対しては権力による制裁が必要な場合があるようですが、そういった制裁はほんの一握りのずるい人間に対してなされるべきことであって、著作権トラブルは民×民の問題として国家権力の介入なしに扱われるべきケースが殆どなのです。

国家と出版社との利害は一致。イタリア、ドイツ、フランス、イギリス、と次々に出版特許制度が用いられるようになっていったようです。著作権という概念が生まれてから、もう500年以上が経とうとしているようです。そして、その中で、いろいろな議論が行われてきたようです。著作権と言う権利がどういう根拠をもっているかというのもその1つとなっているようです。

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